CINEMA 4Dを使い、高いクオリティと厳しい納期にも対応することで、大手企業からのリピート受注に成功
建築・内装のリアルなCGパースを作成する「WISH-BONE」。Macintoshのほとんど全ての3Dソフトを試した結果たどりついたのが、CINEMA 4Dでした。
「メインの仕事は建築、内装CGパースおよびデザインです。元々、高島屋グループのデザインセクションにおいて20年勤務しておりまして、チーフデザイナーというポジションでしたのでCGクリエイターとしてのスキルに加えて、そのキャリアを活かせる形で受注することが通常です。簡単に言えば、初期プレゼン、コンペにおいて時間に追われたクライアントの基本設計やイメージを、設計資料が未完成のうちから、それをCGで補う形で同時進行していけるのが当社の強みとなっております。」
クライアントの楠美氏に対する評価は非常に高く、コンペで受注が決まった後も引き続きCGの作成を依頼されることが多い...
「物件の大半がコンペや初期プレゼンであり、直接受注につながった実績となっております。実施設計に入ってからも、エンドユーザーからクライアントへ引き続きすべての箇所のCGを当社で表現してほしいとの依頼が大きく、売り上げに貢献しております。」
Macintoshの3Dソフトのほとんどを体験した結果、CINEMA 4Dを選んだ理由とは...
「Macintosh上の3Dソフトはすべて買ったといっても過言ではありません。9年ほど前、INFINI-Dが最初のソフトでしたが開発元が吸収され開発が停止したことからさまざまソフトを渡り歩きました。それまでのソフトは、操作性の相性が良くなかったり、レンダリングが遅い、CADソフトとの連携が良くないなどのネガティブポイントがあったのですが、CINEMA 4Dは、すべてのネガティブポイントを克服してくれました。特にプラグインを使用したVecterWorksとの連携は全くストレスが無く、Strataで制作したモデルも少しの工夫でDXFで取り込める。ShadeのDXFはもっと無理なく、取り込み可能。Mayaとも連携可能。抜群の安定性と割り切った設定で非常に速いレンダリング。建築に必要な素材集も充実。現在、私にとって最高のパートナーです。」
特に、レンダリングのクオリティとスピードが、気に入っているとのこと...
「割り切った設定でも、顧客に違いを悟られない範囲で美しいレンダリングに仕上がり、場合によってはStrataの1/8程度でレイトレースできます。納期が短い仕事が重なっているときには、助かります。ひどい時には複数他社の複数物件が重なり一晩に8枚以上完成させなければならない時期もありました。質、量、時間、そのバランスにおいてクライアントからも絶大な信頼を得ることができました。」
楠美氏は、わずか2ヶ月でCINEMA 4Dをものにしました...
「ソフトを変えたから品質が落ちたということになれば死活問題ですので2ヶ月必死で取り組み、何とかハードディスクからStrataを消去することができました。」
今後のCINEMA 4Dに望むことは...
「どこよりも速くPowerMac G5=64bitに最適化して頂きたいです。それとレンダリングがもう少しシャープであればと感じております。透明感とシャープさではStrataの方が上かもしれません。建築に限れば、他のソフトに無い“間接照明に特化したコマンド”があればと考えております。光源も白熱、ハロゲン、FL等、切り替えられれば最高だと思います。ラジオシティについては賛否両論です。もちろんこれはCINEMA 4Dに限ったことではありませんが、必要以上にリアルな光と陰影の処理が、空間のダイナミックでシャープなエッジを殺しがちです。また、処理時間に制約がある中で設定を工夫したラジオシティよりも、テクニカルなレイトレースのほうが結果が良いのが現実です。非実用的ラジオシティよりも『最高のレイトレーサー』を、時代に逆らって開発していただきたいと思っております。」
プロフィール:
WISH-BONE
代表 楠美 靖
http://homepage.mac.com/wish_bone/HP/
2000年より独立して、3D-Computer Graphicsを基軸とした業務を展開。 建築/インテリアの3DCG、デザイン等を、Webなどを用いたオンライン受注及び納品に対応。 地域や業種に捕われない活動の中、幅広いクライアントを開拓。現在、モニュメント・キャラクター・3Dアニメーション・広告など、デザイン展開は多岐に及ぶ。
使用ソフト: [MAYA] [CINEMA4D]





