Cinema 4D S22 を提供開始 このサブスクリプション限定のリリースでは、UVワークフローとビューポートのパフォーマンスが改善されています。
ドイツ、フリードリヒスドルフ- 2020年4月20日 - プロフェッショナル3Dモデリング、アニメーション、レンダリングソフトウェアソリューションの開発者であるMaxonは本日、Cinema 4D Subscription Release 22 (S22) (リンク)を発表しました。Maxonの次世代3Dアプリケーションとして初のサブスクリプション限定リリースでは、UVアンラップと編集ツール、選択とモデリングツール機能の改善、ボリュームライセンスのお客様向けの組織ライセンス、macOS上でのMetalのサポートによるビューポート技術の更新など、大規模なパフォーマンスとインタラクティブ性の向上をお客様に早期提供いたします。さらにMaxonは、GLTFエクスポートによるCinema 4Dのパイプライン互換性、ZBrushとのGoZ統合の改善、FBXおよびCinewareでのノードベースのマテリアルのサポートを強化しました。Cinema 4Dの永続ライセンスをお持ちの方向けのリリースは、S22の機能と追加の機能強化を組み込んだものが今年後半に予定されています。
「昨年9月、当社はサブスクリプションベースのオプションを導入し、プロ仕様の3Dソフトウェアを大幅に低価格で提供できるようになりました。これにより、サブスクリプションのお客様には、より頻繁な改善や機能強化を提供することが可能になりました。S22では、サブスクリプションユーザーの皆様に、切望されていたUVツールの改善や組織的なライセンス管理などの強力なソリューションへの早期アクセスを提供しています。そして、これらすべての機能とそれ以上の機能を、今年後半には永続ライセンスのお客様向けにアップグレード版を提供する予定です」(Maxon CEO Dave McGavran談)
S22 新機能ハイライト
- 新しいUVワークフローの強化、改善されたパッキングと自動UV
改良された選択ツール、視覚化ツール、進歩したアンラップワークフローにより、シンプルなUVマップの設定でも新しいパッキングアルゴリズムによりテクスチャ解像度を最大限活用します。Quel SolaarのEskil Steenberg氏が開発したMinistry of Flatのライセンス技術をベースにした新しい自動UVアンラップオプションにより、ベーキングやテクスチャーペイントのための歪みやオーバーラップを最小限に抑えた基本的なアンラップを簡単に作成できます。 - 改善されたビューポート
Cinema 4Dの新しいビューポートコアは、Apple Metalをフルサポートし、今後のグラフィック技術を最大限に活用するためのフレームワークを提供します。ユーザーは、3Dシーンのより正確な表示やフィルタ機能の向上、マルチインスタンスのパフォーマンス向上の恩恵が受けられます。 - パイプライン – GLTFエクスポート、GoZの統合など
WebやARアプリケーション内で3Dアニメーションを共有するための柔軟で効率的なフォーマットであるGLTFのエクスポートをユーザーに提供します。GoZが組み込まれたことにより、高度なスカルプトとしてPixologic ZBrush とのスムーズなワークフローが実現します。FBXおよびCinewareが、ノードマテリアルをサポートされたことで高度なマテリアルを使ったパイプラインの拡張が実現可能です。 - モデリングツールの向上
多くの小さな操作性の改善だけでなく、モデリングツールは新しいコアアーキテクチャにより、より高速で堅牢性が増し、UVや頂点マップなどのメッシュ属性をよりよく扱えるようになりました。 - 組織ライセンスという選択
ボリュームライセンスのお客様は、MyMaxonエコシステム内で組織アカウントに変更することで、ユーザー個別やグループにライセンスを割り当てることができます。