Maxon One 10月リリースでパフォーマンスが大幅に向上 Cinema 4DのMoGraph機能とRedshiftのパフォーマンスが向上。

Cinema 4D 2024.1は、9月にリリースされた顕著なパフォーマンスの改善をさらに強化しました。この最新アップデートは、MoGraphツールに大幅なスピードアップをもたらし、特にエフェクタとマルチインスタンスクローナーに重点を置いています。さらに、Cinema 4Dを初めて使う人が、創作活動を始めるための強力な基礎となるように設計された、完全にスタイライズされたレンダリング可能なシーンを提供します。

• Cinema 4Dの新規ユーザーは、設定済みでレンダリング可能なスターターシーンで歓迎されます。

• モーショングラフィックアーティストは、MoGraphツール、特にエフェクターとマルチインスタンスクローナーのスピード向上の恩恵を受けます。

• Cinema 4Dのすべての部分における優先度の高いバグ修正。

Redshiftの最新アップデートでは、すべてのDCCのバグフィックスが行われ、Redshift RTでシーンをナビゲートする際の品質とカメラナビゲーション速度が向上し、ピクセルベースのディスプレイスメントマッピングのパフォーマンスと品質が改善されました。

• シーン内でカメラを動かしても、レンダリングプレビューが低解像度でノイズの多い状態になることはもうありません。RT用の新しいアンダーサンプリング技術により、カメラナビゲーション速度が向上し、指定された品質レベルが維持されます。

• 高密度のメッシュを扱ったり、クローズアップレンダリングを行う場合、RTのピクセル単位の変位は、以前のバージョンのRedshiftと比較してパフォーマンスが向上しています。

• また、RTはテクスチャ圧縮にも対応し、テクスチャが使用するVRAMの量を減らすことができるようになりました。

• Redshiftの歪みシェーダーは3D歪みをサポートし、マテリアルキャプチャシェーダーは新しいパラメータでより魅力的になりました。

Magic Bulletの今回のアップデートには重要なホットフィックスが含まれており、よりスムーズで信頼性の高い体験のために複数のバグに細心の注意を払って対処しています。

• Red Giantアナリティクスライブラリでセッションデータのログが不正確であった問題を修正しました。

• ツールチェイン内でツールを移動すると、ツールの強度がリセットされる不具合を修正。

• Coloristaワークフローのプリセット保存に関する修正を含む、ローカライズに関するバグ修正。

アップデートされたCineware for Adobe Illustratorプラグインは、最新リリースのAdobe Illustrator 2023とCinema 4D 2024.1の互換性を確立し、ユーザーがAdobe Illustrator内で直接3Dオブジェクトを追加・編集できるようにしました。

新しいカプセルのドロップには、Laubwerkの54の新しい植物、Fuchs & Vogelの26のRedshift石壁素材、30以上のサンプルプロジェクト、そしてRocket Lassoの素晴らしいPulse Spline Modifierが含まれています。

• Rocket Lassoから新しく提供されたPulse Spline Modifierは、スプラインの成長と展開のアニメーションをシンプルに生成します。Electric Spline Modifierとシームレスに組み合わせ、ダイナミックなエネルギーの波動を発生させることができます。テキストスプラインに適用すると、テキストの書き込みエフェクトを簡単に作成できます。さらに、フィールドを使ったウェイトマップを持つスプラインをサポートしており、複雑なスプライン内のセクションの消去や解除が可能で、モーショングラフィックスエフェクトの作成に最適です。

• Laubwerkの細部まで作り込まれたリアルな植物の多彩なコレクションで、デジタルによるランドスケープをさらに作り込むことができます。建築ビジュアライゼーション、ゲーム環境、映画シーンのデザインなど、これらのカプセルは、あなたの作品に見事な自然の美しさを加えるキーとなります。

• Fuchs & Vogelが精巧に作り上げた26種類のRedshift用の石壁マテリアルで、3D世界をエレガントに変身させます。この丹念に作られたテクスチャは、建築レンダリング、ゲーム環境、ビジュアライゼーションに生命を吹き込みます。