
Maxon One 最新リリース登場!すべてのアーティストにさらなる創造力と快適な制作環境を提供 Enhanced hard-surface modeling in ZBrush for iPad, expanded support for DaVinci Resolve in Red Giant, more powerful particles in Cinema 4D, and more.
- ZBrushのデスクトップ版とiPad版の連携により、シームレスなハードサーフェスモデリングを実現。
- Red GiantでDaVinci Resolveの新しいツールのサポートを拡大。
- Maxon Studio、After Effects向けテンプレートエンジンにカスタマイズ可能なモーショングラフィックス用カプセルを導入。
- Cinema 4Dに強力なスプラインモディファイア、クロス、炎、パーティクルのシミュレーションを搭載。モーションデザインをさらに直感的でダイナミックに。
- Redshiftが新たにOpenPBRマテリアルをサポートし、レンダリングパイプラインを効率化。
バート・ホンブルク – 2025年4月2日 – 本日、2Dおよび3Dデザイン、モーショングラフィックス、ビジュアルエフェクト、ゲーム開発 などのクリエイター向けに、強力で使いやすいソフトウェアソリューションを提供するMaxonはMaxon One製品スイートの大規模なアップデートを発表しました。これにより、ZBrushのデスクトップ版とiPad版、Red Giant、Maxon Studio、Cinema 4D、Redshift、Cinewareといった人気ツール全体で、数百に及ぶ新機能と強化が追加されました。Maxonの新機能とスムーズなワークフローにより、クリエイティブプロセスの可能性が飛躍的に向上し、業界で最も支持されるツールを活用した新しく刺激的な表現が可能になります。
Maxon CEOのDavid McGavranは、次ように述べています。「Maxonの主な目標は、場所を問わずどこにいてもアーティストが制作できるようにすることです。今回のMaxonの新リリースは、クリエイティブの可能性に限界のない未来へと向かうさらなる一歩となります。iPadでの革新的なZBrushのデジタルスカルプト機能から、拡張されたMaxon StudioやDaVinci Resolve向けの新ツールまで、私たちはアーティストが創造の限界を押し広げ、どこでも自由にクリエイティブビジョンを形にできる環境を提供します。」
ZBrushのデスクトップ版とiPad版の新機能
ZBrush for iPadにデジタルスカルプターとゲームアーティスト向けの数々の新機能が登場。外出先でも高品質なアセットを制作可能に。ツールセットが拡充され、デスクトップ版とのシームレスな統合が可能となったZBrush for iPadは、モバイルコンテンツ制作を一新します。注目の新機能:
大人気のZModelerツールが遂にiPadで利用できるようになりました。UIはiPad向けに一新。iPad版があれば、外出先で最先端のポリゴンモデリング機能をご利用いただけます。さらにデスクトップ版にも、新たなプリセットや改良されたエッジループの挿入のスナップコントロール、改善された選択モードなど、大幅なアップデートを追加。今後も、プラットフォームを問わずクリエイティブの可能性を拡大し続けます。
ナノメッシュがiPad対応に。パフォーマンスを損なうことなく、ひとつまたは複数のモデルをポリゴンメッシュにシームレスに配置できるようになりました。
デスクトップ版の機能を取り入れながら、UVマスターはワンクリックで3Dモデルのアンラップを行うシンプルなソリューションを提供し、アーティストはUVマッピングをより手軽に行えます。このツールは、詳細なスカルプトやテクスチャ作成のために、サーフェスノイズ、テクスチャマップ、UV対応のIMMブラシ、ディスプレイスメントマッピングのシームレスな使用を可能にすることで、ワークフローを改善します。
ZBrushとCinema 4D間のシームレスなワークフローにより、モバイル版とデスクトップ版のワークフロー間のスムーズなパイプラインを徹底します。
Redshiftのサポートが改良され、ZBrushから直接コンセプトレンダリングを高いクオリティででき、視覚化を向上できます。
Red Giant、DaVinci Resolveユーザーの期待に応えるため
MaxonはDaVinci Resolveのサポートを拡大し、簡単にプロジェクトを改善・スタイライズするための高性能ツールをエディターやカラリストに提供します。注目の新機能:
Real Lens Flares:映像のリアルさを向上するため、現実世界のレンズの特性に基づくリアルなレンズフレアを叶えます。
Optical Glow:スムーズで映画のような光の効果をプラスします。ネオンサインやSFのビジュアル、洗練されたビジュアルの改良に最適な機能となります。
Magic Bullet Looks:プロ仕様の本格的な色補正と映像スタイルを簡単に適用し、クオリティの高いカラーグレーディングを叶えます。
Universe Toolkit:動画エフェクトやクリエイティブなトランジション、スタイライズエレメント(VHSとBokehなど)のコレクション。
Maxon Studioのデザイナーがブランドとソーシャルプラットフォーム向けに厳選したテンプレート
Adobe After Effectsで完全にカスタマイズ可能なモーショングラフィックとエフェクトのテンプレートで構成される充実のテンプレートセットを活用することで、圧巻のモーショングラフィックとダイナミックなビジュアルを制作できます。注目の新機能:
アーティストのAndy Needham氏が制作した100以上の新しいMaxon Studioカプセルは、スタイリッシュなモーションデザインのワークフローにかかる時間を短縮するカスタマイズ可能なテンプレートをユーザーに提供します。
ソーシャル動画向けの新しい縦型テンプレートには、TikTok、Instagram Reels、YouTube Shortsに最適化されたプリセットレイアウトが含まれています。
Cinema 4D、ダイナミックなスプラインコントロールと改良されたシミュレーションを提供
業界トップの人気を誇るモーショングラフィック制作ツールCinema 4Dは、モーショングラフィックをワンランク上へと昇華させる新しい革新的なスプラインツールと改良されたシミュレーション機能を提供します。かつてないほど詳細なコントロールを駆使し、複雑かつダイナミックなエフェクトを実現できます。注目の新機能:
Rocket LassoのSpline Modifiers:高度なアニメーション機能を使ってスプラインを生成・操作できます。モーショングラフィックとタイポグラフィに理想的です。
統合シミュレーション&パーティクルの改良:リアル感と効率を向上するため、物理ベースのエフェクトとパーティクルシステムを改良。
操作性とスピードを改善するRedshiftのアップデート
Maxonは、Redshiftの汎用性をさらに拡張する主要なアップデートを提供し、複数のアプリケーションにおけるレンダリングワークフローを強化し続けています。注目の新機能:
Redshift OpenPBRのサポートは、Redshiftの定評あるレンダリング速度を損なくことなく、業界基準のOpenPBRマテリアルとの互換性を拡大します。
Cinema 4D ビューポート用のマテリアルグラフのベイク処理により、マテリアルのプレビューが改善され、レンダリング前にテクスチャを微調整できます。
Houdiniでは、ポイントアトリビュートがヘアカーブ上でスムーズなグラデーションに補間されるようになったため、複数の色を使用する複雑な髪の毛やヘアーカラーリングデザインを簡単に作成できます。
HoudiniとMayaの両方で、USD Proceduralを使用してパイプラインアセットを簡単にインスタンス化できます。簡単にアセットを入れ替えられるように、USDのオーバーライドもサポートされるようになりました。
3ds MaxでのV-RayとCoronaのマテリアルの自動変換により、建築ビジュアライゼーションと製品ビジュアライゼーションに携わるアーティストは、既存のマテリアルライブラリを再作成せずに、簡単にRedshiftの機能を利用できます。
Cineware for Unreal Engine
Cineware for Unrealは、Unreal Engineへのシームレスな転送を可能にするソリューションですが、今回リギングされたキャラクターやアニメーション化されたキャラクターが完全にサポートされるようになりました。注目の新機能:
合理化されたアーティストが使いやすいワークフローでCinema 4DのシーンをUnreal Engineにシームレスに取り込めます。
少ない操作でアセットやマテリアル、ライトやアニメーションをインポートできるため、クリエイティブな作業に集中できます。
完全にリギングされたキャラクターとスケルトンアニメーションを簡単に転送できるため、スムーズなプロダクションパイプラインを徹底できます。
最小限のセットアップで、没入感のあるゲーム環境と映像シーケンスを制作できます。
NAB 2025でMaxonの最新ソリューションをお披露目
NAB 2025の来場者は、Maxonの新しい高性能ツールMaxon Studio Create Pageの特別展示をご覧いただけます。Maxon Studio Create Pageは、全社規模でモーショングラフィックのワークフローを効率化するため、カスタム仕様のブランド独自のテンプレートを作成することを可能にする放送局とブランド向けのツールです。Maxonブースの来場者は、Cinema 4Dにリアルな流体シミュレーションをもたらす予定の新機能である液体のシミュレーションをいち早く体験できます。これにより、モーショングラフィックスデザイナーやビジュアルエフェクトアーティストの創造の可能性がさらに広がります。 Maxon Studio Create PageなどMaxonの最新ソリューションの展示は、ブースSL5116でご覧いただけます。
提供について
これらのアップデートは、Maxon Oneのサブスクリプション契約者向けに提供中です。