甘いもの好きのタイポグラフィ image

甘いもの好きのタイポグラフィ 文字は書く以外でも、メディアの表現としても使えます。それはCinema 4Dで簡単に実現。

中世以来、フォントのデザインはとても重要なアートで、その美しさは今日でも印象的です。古くは書籍を複製した修道士からWYSIWYGの写植まで長い道のりを歩いてきました。Vijay Ram氏の芸術は、一般的なタイポグラフィとタイポグラフィデザインをはるかに超えています。 彼は、テキストからモチーフを、モチーフからテキストを作成します。それは、すべてCinema 4Dを使用しています。

Vijay氏は常に絵画、絵画、デザインで成功を収めていました。 彼の芸術の方向性については、ファンタジー映画『地底王国』が彼のユニークなスタイルに影響しています。ビジュアルの方向性は、今スチームパンクと呼ばれているものです。Vijay氏は、デザインによってどう機能するのかをそこに見出しました。これによりVikayは、タイポグラフィとの類似性と共に、独自のビジュアルスタイルを生み出しました。

「Oh Shit」や「Vijay」などの個人的な作品に加えて、デザイン要素を使ったフォントを作成しました。彼のクリエイティブなフォントを制作する強力なアプローチは、広告業界の注目を集めています。Vijay氏はLucozade、Miele、Tuborg、Harley Davidson、Sky Bingoなどのクライアント向けに15年間広告ビジュアルを作成しました。

Cadburyが、機械と溶けたチョコレートできた文字を使った新しい看板広告を制作することなったとき、Vijay氏がその仕事を引き受けました。彼が広告代理店のbigdocで働いていた時に、Cadbury Worldのメインイメージを制作を任されました。紙とペンを使ったいくつかのスケッチを提出してCadburyのOKをもらった後、Vijay氏はCinema 4Dで作業を開始。彼のデザインは、Cadburyとの密接な協力によりスチームパンクタッチで、チャーリーとチョコレート工場のウィリー・ウォンカが欲しがりそうな機械に仕上がりました。デザインは完全にVijay氏のスタイルでした。

Vijay氏は、すべての要素をCinema 4Dで作るためにいろいろなツールを使いました。溶けたチョコレートの文字を作るためにスカルプトツールを使い、他の文字はテキストオブジェクトで作成され、Cinema 4Dの幅広いモデリングツールを使って編集されました。すべてをモデリングした後、Vijay氏は適切に配置してレンダリングしました。すべての要素を個別にレンダリング。それにより簡単に色補正が行えました。彼は各パーツをCinema 4Dの標準レンダラーとグローバルイルミネーションでレンダリングしたものをPhotoshopで合成しました。

このCadburyの広告は、最初から最後までCinema 4Dで制作され、アーティストが最高に自由にクリエイティブを発揮できた最も印象的な事例の一つです。このプロジェクトには、スチームパンクに対するVijay氏の思いを反映させているだけでなく、彼のフォントデザインに対するビジョンとそれをCinema 4Dで実現するためのA to Zが反映されています。


Cadburyの広告に関するVijay氏の Behanceのサイト:
https://www.behance.net/gallery/25883909/Cadbury-Choc-Full-of-Fun

Vijay氏のwebサイト:
http://www.veej.co.uk/

Vijay の Behance:
https://www.behance.net/veej75