ポリゴンモデリング

ZBrushは有機物の造形に強いことでよく知られていますが、ハードサーフェスの制作能力も過小評価するべきではありません。ZModelerはローポリモデリングに向けてデザインされており、簡単にアクセスでき、穴を閉じたり、エッジループを追加する、ポリゴンの押し出し等を可能とする直感的なコントロールが可能なシステムです。

ギズモ3DはZBrush内に存在する27つのデフォーマへ簡単にアクセスできます。ベンドや、伸縮、平面化、ひねり、スライス、テーパー等をリアルタイムで利用できます。ギズモ3Dデフォーマは、一つのデフォーマからもう一つのアルファに鮮やかな切り替えられるワークフローを可能とします。

各デフォーマはそれぞれユニークな機能群を有しており、ブラシストロークでは不可能であった形状変更を可能とします。その中でも群を抜いてユニークなプリミティブ投影は複数のプリミティブを組み合わせ、メッシュの形状を大幅に変更、サーフェスに切り込み、別のメッシュとして盛るなど様々な機能を有しています。プリミティブ投影は複数のジオメトリをブレンドするユニークかつ新しい方法だけでなく、シンプルな球体からロケット、自動車、飛行機、人間の胸像などに変形することを可能とします。

ダイナミックサブディビジョンシステムは、実際にモデルを分割することなく、モデルに動的なスムーズがかけられます。この機能は、ZModelerブラシと併用でき、ローポリモデルの編集に最適です。

ダイナミックサブディビジョンモードはベースメッシュにスムーズをかけた結果を確認でき、低解像度のメッシュを編集、スカルプトしながら、実際にスムーズな状態のメッシュを見ながら作業できます。

ダイナミックサブディビジョンを有効にした状態での作業中は、高解像度の表面を見ながら、低解像度のベースメッシュへのブラシ操作を可能とします。

ダイナミックサブディビジョンはリアルタイムでモデルに適用されます。この機能が有効である場合、ベースメッシュのトポロジーへの操作内容は、すぐさま、スムースな表面の結果として画面上で表示されます。