2月のMaxon Oneのアップデートとして、新しいMaxonカプセルとRedshiftのアップデータを提供 2つのノードベーススプラインエフェクトと、Redshift用の高精細マテリアルが、Maxonの今月リリースの目玉です。
ドイツ、バート・ホンブルク 2023年2月8日, 2023 – エディター、映像制作者、モーションデザイナー、ビジュアルエフェクトアーティストなど、あらゆるクリエイター向けのプロフェッショナルソフトウェアソリューションを開発するMaxonは、本日、新しいカプセルとMaxonのCPU/GPUアクセラレーション・バイアス3DレンダラーRedshiftのアップデートを発表しました。
今月は、Maxonのインテリジェントなアセット、マテリアル、モデル、プリセットのコレクションであるカプセルに、Rocket Lassoと共同で作成した2つの機能ノードベースモディファイアDash SplineとTrim Splineが追加されました。Dash Splineは、破線の長さや間隔のサイズの調整をしたり、破線をラインに沿って自動またはカスタムアニメーションさせたり、あらゆるスライライズされた破線エフェクトを作成可能です。Trim Splineは、スプラインが伸びるアニメーションを簡単に作成できます。これらのスプラインは、Redshiftのカーブレンダリングで高速レンダリングされ、様々なFUIやグラフィック効果を得ることができます。
また、Maxonは、デザインスタジオのFuchs & Vogelが作成したCinema 4D用の非常に精細な21種類のRedshift対応の布マテリアルのコレクションを追加しました。Cinema 4Dのクロスシミュレーションシステムとの組み合わせに最適です。この手触りの良いコレクションは、カーテン、コットン、シルク、織物の真の質感、外観、感触を捉えています。これらは、パートナーシップを結んでいるデザインスタジオであるFuchs & Vogelが制作したものです。すべてのマテリアルは、Maxon Oneのサブスクリプションユーザーに提供され、Cinema 4Dユーザーにもコレクションの一部が提供されています。
Redshiftの最新バージョン(3.5.13)では、TileシェーダーとBrickシェーダー、Intel DenoiserがすべてのDCCに対応し、Cinema 4DにはPavementシェーダーが追加されました。
Tile とBrickシェーダー: 多くの異なる形状を使用して、織物、モザイク、タイルパターンが設定できます。レンガのサイズ、オフセット、ディスプレイスメントを完全にコントロールできるので、アーティストはどんな石工よりも速くレンガを積むことができます。強力なタイルとレンガのシェーダーは、建築マテリアル向けに驚くべきプロシージャルなオプションを提供します。
Intel Denoiser: IntelのOpen Image Denoiserを使えば、アーティストはどんなシステムでもホタルノイズを除去し、サンプルを滑らかにできます。IntelのDenoiserは、強力なAIを使用してレンダリングをクリーンアップし、レンダリング時間を短縮します。OIDNはRedshiftと互換性のあるデバイスで使用できますが、CPUやデバイスに依存しないため、特にRedshift CPUの素晴らしいパートナーになります。インテル® Open Image Denoiserは、Maya、3DS Max、Houdini、Katana、Hydra、Blenderでサポートされるようになりました。
Cinema 4D Pavement シェーダー: RedshiftのPavementシェーダーを使えば、アーティストは砂漠のようなひび割れた舗装、旗石のモザイク模様などを生成することができます。アーティストは、グラデーションで各石の色をランダムにでき、溝のサイズ、色、曲がり具合を調整することができます。最後に、シェーダー全体に汚れの効果を適用して完成です。このシェーダーは、まずはCinema 4Dでのみ利用可能ですが、まもなく他のDCCにも提供される予定です。
すべてのアップデートは、Maxon AppおよびMaxon Webサイトからすぐに利用可能です。