Maxonの秋のリリースで、豊富な機能と互換性を提供 Maxon One製品のほぼすべてのアプリケーションをアップデート
ドイツ・フリードリヒスドルフ- 2021年9月14日 – モーションデザイナーやビジュアルエフェクトアーティストのためのプロフェッショナルソフトウェアソリューションを開発しているMaxonは、本日、同社のMaxon One製品のほぼすべてのアプリケーションに対するアップデートを発表しました。Cinema 4D R25とTrapcode Suite 17には重要な新機能が追加され、VFX Suite 2には先日買収したマズルフレアジェネレータであるBangの追加、Redshift RTの導入、そして複数の製品に必須の互換性関するアップデートが行われております。
Maxon Oneのサブスクリプションユーザーは、Maxon Appからすべての製品アップデートをすぐにダウンロードできます。また、Cinema 4D、Red Giant Complete、Universe、Redshiftのサブスクリプションユーザーは、それぞれの製品をアップグレードにすぐにアクセスできます。Maxon Oneは、Maxon Appから14日間試用することができ、Maxon製品の新機能を体験できます。
今回の製品アップデートは、今年初めに発表された多くの製品の機能強化に続くもので、一貫した製品開発とMaxon One製品の優れた価値を提供するというMaxonのコミットメントを表したものです。
「私たちは、Maxon Oneの多くの製品に対して、革新的な機能と価値の高い互換性を追加しました。私たちの目標は、先駆的な技術でアーティストにストレスのないクリエイティブな体験を提供することです」(MaxonのCEOであるDave McGavran談)
3D and Motion Design ShowでMaxon Oneの新機能をご覧ください
Maxonは、Cinema 4D R25、Trapcode 17、VFX 2、Redshift RTなどの機能を2日間のバーチャルイベントで紹介します。9月14・15日に3DMotionShow.comで開催されるこのイベントでは、業界をリードするアーティストによる特別なプレゼンテーションが行われます。
Maxon Oneには、クリエイティブなプロセスを刺激する次のような新機能を搭載:
Cinema 4D Release 25: 新しいモダンなスキン、ユーザーインターフェイスの強化、ワークフローを最適化するための広範なプリセットシステムにより、最も直感的な3Dアプリケーションのインターフェイスがさらに向上しました。新しいスプライン・インポート機能により、Illustrator、PDF、SVGのベクターアートワークを3Dシーンで簡単に使用できます。カプセルにより、Cinema 4Dのシーンノードシステムのパワーと柔軟性を、クラシックオブジェクトマネージャで直接プラグインのような機能が使え、誰でも利用することができます。また、新しいスプラインとデータ統合機能を使って、パワフルなカプセルアセットを構築できます。詳細を見る
Trapcode 17: FormシステムをParticularに組み込むことで、ParticularとFormを同じ3D空間で扱えるようになりました。このリリースでは、捕食と被食の接触判定やチーム分けの追加などフロッキングシミュレーションの更新や、Designerでのシステム管理機能の改善も行われています。また、TrapcodeのすべてのツールがAdobeのマルチフレームレンダリングをサポートしています。詳細を見る
VFX 2とBang!: 新しく追加されたBangプラグインは、完全にプロシージャルな3Dマズルフレアジェネレータで、映像にマズルフラッシュをすばやく簡単に追加できます。Bangは、位置、形状、色、減衰、持続時間など、マズルフレアのルックを完璧にそしてクリエイティブにコントロールできます。最近の機能強化として、よりリアルなグロー、ヒートブラー、エイジコントロールの改良があります。また、VFX 2では、AppleのMetal Graphics APIとPrimatte Keyerとの互換性が追加されており、対応するシステムで最適なパフォーマンスが得られます。詳しく見る
Magic Bullet 15: Apple Silicon搭載のMacとの互換性と最適化を図り、Adobe After Effectsのマルチフレームレンダリング(MFR)に対応しました。また、Cosmo、Mojo、Film、Renoiserは、AppleのMetal Graphics APIを利用して、Macでの最適なGPUパフォーマンスを実現しています。詳しく見る
Magic Bullet 15 およびUniverse 5 は、Adobe After Effectsのマルチフレームレンダリング(MFR)に対応しました。*Denoiserは、本リリースではアップデートされておりません。
Redshift RT (パブリックベータ): 標準のRedshiftレンダーエンジンと同じシェーダー、ライトを使用するため、同じDCCツール内でシーンを効率的に共存しながら、ほぼリアルタイムのレンダリングパフォーマンスを提供する新しいレンダリングモードです。プロジェクトの制作途中や標準のRedshiftほどの忠実度を必要としないプロジェクトの最終レンダリングに最適です。詳しく見る