Bullet ダイナミクス
簡単に!
膨大な数のオブジェクトやパーティクルが、それ自身や風や重力などの力、一般的なアニメーションを影響や制限を受けて、それをアニメーションとして作るのは大変です。こうした場合は、シミュレーションが役に立ちます。アニメーションの生成や各要素が影響しあうには、複雑なアルゴリズムを使う必要があります。Cinema 4Dは、幅広い機能とプリセットを用意しているので、驚くような物理シミュレーションやリアルなエフェクトが製作できます。
異なるオブジェクトには、それぞれ一般的な挙動や紙や布、髪、羽根、毛と言った材質の特性が割り当てられます。自然な動きに加え、そうした材質の特性を調整して、思いが得ない挙動にしたり、アーティストの創造性に任せた動きも作成できます。
Cinema 4Dには、ダイナミクスシミュレーションを作成するために、質量や速度、表面特性を設定できます。風や重力といった力をそれらのオブジェクトに適用することで、コップに入った水や壁の崩壊、ビーチボールなど複雑で、インタラクティブなアニメーションが作れます。Cinema 4Dのパーティクルシステムを使えば、膨大な料のオブジェクトのシミュレーションも行えます。
ダイナミクス
驚くようなリアルな動きをつけるダイナミクスシステム
Bullet physicsライブラリをベースにしたMoDynamicsは、MoGraphの強力なエフェクタと組み合わせてリアルな物理シミュレーションを追加できます。質量や反発、重力、摩擦などをシンプルなパラメータを設定して、MoDynamicsを実行するだけです。いつでもリアルな動きがいつでも設定できます。
リジッドボディ・ダイナミクス
ソフトボディ・ダイナミクス
その他のツール
Cinema 4D Studioのダイナミクスには、リジッドボディとソフトボディだけではありません。ヒンジやカルダン、スプリングなどのオブジェクト同士を接続するコネクタが使えます。回転や直線のモーターを使って、キーフレームなしでオブジェクトを動かせます。トルクと速度を個別に設定することで、アニメーションの微調整も可能です。
フォース
ダイナミクスフォースオブジェクトは、個別に放射状に力場を設定して、各オブジェクトに影響を与えれます。
モーター
モーターは、ダイナミクスの一つでダイナミクスボディタグを適用しているオブジェクトに対して、継続的な力やトルクを与えることができます。
コネクタ
コネクタは、リジッドボディとソフトボディの動きや回転を制限します。コネクタを設定してないオブジェクトは、フォースと衝突のみ影響します。
スプリング
スプリングは、縮むことで増加する力を再現するエレメントです。
クロスシミュレーション
キャラクタに服を着せる
Cinema 4Dの強力なクロスシミュレーションは、一般的な布の柔らかさや曲げ、摩擦などを特長を再現します。クロスはウールやサテン、綿などでできた本物の布のように伸びたり、破れたりします。