ボリュームモデリング

OpenVDBのパワーをモデリングなどに活かす

ブール操作で基本的な形状を組み合わせ複雑なモデルの作成も、C4DのOpenVDBベースのボリュームビルダーとメッシャーで可能です。多くの方が、OpenVDBを煙や流体のものと考えていますが、それ以外のことにも使えます。R20 では直接ボリュームはレンダリングできませんが、メッシュとして作成できるので、いろいろな使い道があります。

有機的な形状やハードサーフェイスのボリュームをプロシージャルに - 複数のプリミティブとポリゴンオブジェクトを合体、減算、交差などのブール演算で組み合わせて作成できます。スプラインやクローナ、フィールドなども加算や減算を使って複雑な形状を作成して、ボクセルモディファイアでスムーズやリシェイプを掛けることができます。

ランダムやシェーダフィールを使い、プロシージャルなテクスチャや3Dノイズをベースにボリュームを作成できます。

フィールドを使い、スムーズやリシェイプフィルタの強度を調整したり、フィールドの形やパターンに基づいてオブジェクトを膨張させたり、侵食させることができます。

ボリュームそのものをフィールドにできるので、その近くのクローンに足して強度や向きをコントールできます。

OpenVDBは基本的に3Dピクセルを格納する方法です。Cinema 4Dは、任意の.vdbファイルから複数のグリッドを読み込み、シーケンス化された.vdbファイルを使用してアニメーションを読み込むことができます。 Cinema 4Dで作成されたVDBはシーケンス化された.vdbフォーマットでエクスポートされるので、OpenVDBをサポートするすべてのアプリケーションやレンダリングエンジンで使うことができます。