自分の鐘を鳴らそう 学生アーティストの Matthias Riesは、Cinema 4Dを使い始めてすぐに、複雑にアニメーションがつけられたキャラクターが主役であるユニークな旅のショートフィルムを制作。
Matthias はthe University of Münster(ドイツ)でメディアデザインを学んでおり、はじめの4年間は主にイラストレーションが中心でした。彼の3Dへの関心は、ストーリボードのコースの授業を取った後、たくさんの他の学生が3Dソフトウェアを使って制作をしていたことがきっかけでした。
Arndt von Koenigsmarck氏を講師として、キャラクターアニメーションとリギングについてのコースを学校が開講すると、Matthiasはそのチャンスに飛びつきました。
あふれる好奇心はすぐに本格的な熱意となり、Matthiasは彼のその学期のプロジェクトとして、キャラクターを作り、そしてその作ったキャラクターが主人公のショートフィルムを完成させることに決めたのです。
Matthiasはキャラクターにたくさんのコンセプトを詰め込みました。様々な段階を経て、卵型のこうもりのようなキャラクターからジングルベルの頭がついたあやつり人形というデザインに最終的になりました。キャラクターデザインはMatthias自身を反映しました。いつも騒々しさに圧倒され、心の平穏を求めている彼自身をです。
紙にアイディアを書いた後、アニメーションのキャラクターをCinema 4Dでモデリングしました。これはベルの口が開く部分のモデリングも含めて、その形状を損なうことなく、モーフターゲット機能を使って変換できました。
キャラクターの 膝とコートは正確にモデルをしなければならなかったのは、たとえば両足の膝がきちんと曲がるように見せるためです。コートの形状により、Matthiasはクロスシミュレーションは使いませんでした。アニメーション時に希望するコントロール度合いを与えられなかったのです。そこでMatthiasはバインドのセットアップをよりコントロールしやすくするためにシンプルに制作しました。
Matthiasはキャラクターの残りのために自分でリグも制作しました。彼はCinema 4Dを使って約6ヶ月の経験しかないという事実はMatthiasのスキルだけではなくCinema 4Dの学びやすさもすばらしいということです。他に重要な要素は彼のトレーナーであるArndt von Koenigsmarck氏の専門知識だったと言えるでしょう。Arndt氏のコースを修了した後、Matthiasは迅速かつ広範囲なMaxonのサポートチームからのサポートを受けることができたのです。
「他のアプリケーションは仮想的に使い方を学ぶ初心者を妨げていることに対して、簡単に学ぶことができるソフトウェアとしてCinema 4Dを知りました」とMatthiasは言います。
事実、Matthiasはこのプロジェクトのために必要な確かなすべてのスキルを常に急いで学びました。Matthiasは彼がノンリニアアニメーションシステムをどのように学んだかについてこう表現しています。
「私は、初めてウォークサイクルを作ったときつまずきました。それは有益になり、その日はシステムの使い方を学んで過ごしました。たった一日で私はウォークサイクルができるようになり、異なるファイルのキャラクターに対していくつかのモーションクリップを適用し、他の動きをミックスしました」
このアプローチは、経験不足による時間の浪費に多少神経を使うことを証明しました。かつてMatthiasはCinema 4Dの新しく使える機能を発見するためまる一日を使ったのです。
「最後に言いたいのは、失った時間を埋め合わせる効率の良いワークフローに到達する手助けとなりました。何か間違えること、もしくは、このプロジェクトを終える近道を明確にしなければならないことはいつでも、すばらしい助けでした。
すべてのモデルとセットアップの作業の後、レンダリングは6台のMac Proを使ってネットワークレンダリングを使って行われました。1フレーム6〜10分のレンダリング時間で6日でレンダリングが終わり、そしてすべてのハードドライブは一杯になります。「システム管理者は私が外部のハードドライブでコンピュータを詰まらせてしまったのでかなり動揺しました」と、Matthiasは思い出します。
積み重なったレンダリングはアフターエフェクトでコンポジットされ、サウンドは最後に付け加えられました。地域のミュージシャンがスタジオで録音したものを提供されたのです。
この約6ヶ月のプランニングと制作、そして6ヶ月のCinema 4Dトレーニングの結果は非常に立派なことであり、完成したアニメーションはたくさんの人によって見られ、多いに賞賛されました。
「3Dアニメーションは私の研究に大きな役割を果たしていませんが、私は今Cinema 4Dの使い方を学べたし、それがなにができるか知っています。私は確実に未来のプロジェクトでもCinema 4Dを使うと思いますね!」